壁が上にも下にもあったということで、
日経平均は、やはり反転すべきところで反転し、
止まるべきところで止まって引けました。
場中、上がっているときは、
どこまでも上がって行きそうに見えます。
何もしないで見ていると、そんな気持ちに誘惑され、
買わないと大損してしまう焦燥感にとらわれます。
ついつい買おうものなら、買ったところ、まさにその地点が天井になります。
自分が買い保持した状態でぐんぐん上がろうものなら、
すぐにでも暴落しそうな妄想にとらわれ、
矢も盾もたまらず利益確定してしまいます。
分足の動きばかり見ていると、どうしても、
その場その場のローソク足の上下動ばかりが気になって、
なかなか冷静になれないものです。
でも、結果論かも知れませんが、
日足チャートを見れば、今日の高値は75日移動平均線や5日線です。
また安値は一目均衡表の雲の下辺。
まさに、止まるべくして止まっているわけです。
こういうことを冷静に確認しながら、
分足の激足に挑めば、少しは心の持ちようも変わってくるはず。
日経平均だからそうなるのではなく、
どの銘柄でも、多かれ少なかれ止まる理由はあるはずです。
いずれにしたって人間が売り買いしていることですから。
デイトレであっても、いつも日足チャートを傍らに置いておくことは、
そういう意味で、とても大切なことです。
分足にも、当然にいろいろなラインは引けます。
そこにもヒントはたくさん出てきます。
しかし、どうしても相場は一日単位で動くということがあるので、
日足の方が重要なポイントは多いのです。
今週は、本当に日経平均の動きが激しい週でした。
それだけに、日足チャートの大事さ、すごさがよく理解できました。
この休日、少しじっくり振り返りたいと思っています。
とりあえず、今日はお疲れさまでした。
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