基本は、それほど難しくなく、
基本的には、感情線、頭脳線(知能線)、生命線の3つの横系線と、
運命線という縦系線の4つを学べば、
まあ基本的なことはわかる、ということが理解できました。
(専門家の方がいらしたら、お恥ずかしい限りですが。)
でも、それは、教科書の知識であって、
実際の手相を見た時に、判断がつくかどうかは、
とても難しいのです。
試しに、人の手相を見せてもらうと、実に千差万別。
確かに、横系の3本の線は、たいていの方は、
ほぼ教科書通りの形をしているものの、
バリエーションがありすぎて、どこまでが教科書通りで、
どこまでが特異なのか、私にはわかりません。
ましてや、運命線など、
よほどくっきりした方以外、ほとんど見分けもつきません。
教科書の図の通りになっているものなど、ごくまれです。
どれが、運命線で、どれが運命線でないのかすらわかりません。
要は、教科書の典型例と、実際の具体的な手相の間には、
とても大きな隔たりがあるということなのです。
そして、教科書しか見ていない者にとっては、
その隔たりこそがわかりづらいのです。
「隔たり」とはなんだろうというと、
教科書の図と実際の具体t例との間の差異ということなのですが、
この差異の大きさが、個々の具体例によって、これまた違うため、
単なる隔たりなのか、本質的に別のものなのか、
どこで線が引かれるのかわからないのです。
この問題を解決しようと思ったら、
当然に、教科書を眺めていても仕方ありません。
具体例の解説を数多く理解することが必要です。
ひたすらに具体例を見るだけではだめで、
その個々の具体例に対する、先達の解説を聞いて、
納得することが必要なのです。
そのうえで、できるだけ数多くの具体例に触れて、
しだいしだいに、自分で具体例を判断していけるようになる
しかありません。
時間をかけた経験が必要なのだ、ということです。
どんな道でも、プロというのは、教科書を覚えただけの人ではありません。
あらゆるケースに出会っても、自分の経験の中で、
適切に解釈し事を先に進められる人のことをいうと思います。
ケースバイケースそれぞれに対応できるからこそプロなのです。
そこは、手相見もトレードも同じです。
経験が、ノウハウを生みます。
そして、そのノウハウも、新たな経験によって磨かれます。
様々な具体例に遭遇したとき、その中からチャンスを見つける力は、
トレードの経験がないとできないことなのです。
書面上の勉強では、どうしようもないことです。
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