「ルールを守る」ということですが、
じゃあ「ルールを守る」にはどうしたらいいのか?
一言でいうなら、
「痛いと思わない範囲で仕掛ける」ということだと思います。
これはまた、難しいことを書くといわれそうですが、
実際に難しいと思います。
お金というのは、ふつうは、命の次に大切なもの・・・
というふうに認識されるかと思います。
そして、増えることは単純にうれしいけれども、
理由なく減るようなことは非常に「痛い」のだと思います。
そして、誰でも「痛い」けいけんはしたくないものです。
だから、損切りが難しい。
そして、「ルールを守る」ができなくなる。
そういうことです。
トレードはお金のやり取りですから、
そのお金が大きくなれば、「痛い」の可能性も大きくなります。
だから、自分が痛いと思わない損切りの範囲、
というのが、その人のトレードにつぎ込める金額、
ということになのです。
例えば、1000円の株を200株買って、
ルール通りの損切りラインが980円だったとします。
この場合、損切りすると4000円のマイナス(手数料別)。
この4000円の金額が自分にとってどうなのか。
もし、「まあ痛くない」といえるなら仕掛けてもいいでしょう。
でも、「4000円は痛い!」というなら、
仕掛けは100株(損切りなら2000円マイナス)にしておきましょう。
(2000円でも痛いなら、この仕掛けは止め。)
痛いと思わない金額であれば、
損切りは簡単にできるでしょう。
ルールを守ったトレードもできるはず。
そうしてキャリアを積み重ね、
次第次第に「痛いと思わない金額」が大きくなっていく、
というのが理想でしょう。
トレードのルールを守るには、
痛いと思わない、心の余裕が必要なのです。
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