様々なトレード手法を、
常に勉強しておくというのがあると思います。
ん?
儲かる手法があるなら、
トレード手法は一つでいいんじゃないの?
と思うかもしれません。
相場は刻々と変わっています。
だから、いろいろな手法を持っていないと対応できない・・・
そんな意味ではありません。
相場は集団心理の発露の場ですから、
繰り返し、繰り返し、同じような場面が出て来ます。
これまでは全くなかったような場面が出てくる、
ということは、なかなかありません。
私の経験でいえば、
例えば、リーマンショックであっても、
東日本大震災であっても、
昨年の上昇トレンドであっても、
どこかに見本はあって、それなりに対応可能な相場でした。
(その当時に、うまく対応できていたかどうかは別の話です・・・)
そういう意味で、トレードの手法はすでに熟しています。
そんなに新しい手法が突然出てくる、ということもありません。
自分の手法は一つでいいんです。
いくつも持つ必要はありません。
それでも、様々な手法を学んでおく必要はあるのです。
それは、
自分の手法を、常に振り返り、納得し、自分のものとしておくため。
集団の団結力が一番高まるのは、
共通の強力な敵が現れた時です。
別に、他の手法が敵、とは言いませんが、
それと同じようなニュアンスはあります。
常に他の手法を、自分の頭の片隅に置いておくことで、
自分の手法を客観視し、俯瞰することができます。
すると、自分の手法の欠点が見えてきたりします。
そして、その欠点が、手法そのものに由来するのか、
自分の性格に由来するものなのか、
その区別もつくようになります。
もちろん、自分の手法のいいところも同時に見えてきます。
他の手法と比較し、違いを見ることで、
自分の手法がさらにさらに自分のものになる。
そういうことです。
だから、私はトレード、特にデイトレやスイングトレードを
テーマにした新しい本が出たりすると、
とりあえず手に取ってみます。
良い本もあれば、読むに値しない本もあります。
ぱらぱらとめくれば、
大体その区別はつくようになりました。
10冊の新刊があっても、読むに値する手法の本は、
1冊あるかないかです。
本だけではありません。
ネットでの情報も、ものすごく大きなものです。
私は、いろいろ見ています。
気にしているというより、ともかく単にでも見ています。
とはいえ、投資情報の類は、まったく気にしていません。
読んだり見たりしているのは、
もっぱら、チャートをその手法の根幹においている、
テクニカルトレードの手法に関してです。
そこは、ご理解くださいませ。
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